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株式会社近庄 社長ご挨拶

長い歴史に裏付けされた信頼と安心の企業です

山内庄一郎

私は近庄製糊の八代目として現場での実践を経て、91年に社長に就任しました。その三年後、私は生命に関わる大病から奇跡的に命を永らえました。そのときに、健康であることのありがたみをひしひしと感じたものです。同時に仕事ができる喜びを実感し、残りの人生の中で新たな分野に挑戦したいという気持ちが湧き起こりました。ちょうど、自社ビルの運営管理のノウハウがございましたので、建築設計から施工、監理、不動産業務全般を扱う「株式会社山庄」を設立いたしました。

ですから私は、伝統に裏打ちされた仕事と、自分にとってはまったく未知な分野の仕事、その両方を経験してまいりました。それぞれ商うものはまったく違いますが、目指すところは一貫して、「お前のとこに頼んでほんまに良かった」と最終的に言ってもらえることです。そして、それらの商品が世界的に通用するものかを常に問いたいと考えております。

そして2007年、よりフレキシブルに業務に取り組み、お客様に満足していただけるサービスを提供できるよう、組織の改革を実施いたしました。株式会社近庄ホールディングスを設立、近庄製糊株式会社の名称を株式会社近庄に変更、山庄で建築した建造物を近庄で運営管理し、業務効率の向上につとめております。

ここに到達するまでに何度も、奈落の底を経験しました。その度に様々な人に助けてもらいましたが、この方々への最大の恩返しは、自分の夢を成功させ、一人でも多くの人に喜んでもらえる仕事をすることだと、常々思っております。そのためにこれまで蓄積したノウハウを駆使して全力で取り組みます。

事業分野や規模の拡大も想定しておりますが、今後も変わらず「まごころの提供」を柱に社業に邁進して参りたいと考えております。

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