「感動」創りに挑戦いたします
感動とは、決して「サプライズ」ではありません。
お客様の想像を超えたサービスで、アッと驚かせるものではなく、それこそ、お客様の想像の範囲内の出来事の一つ一つ、細かな点に至るまでを、どれだけ充実させ、ご提供出来るかの積み重ねが、結果として感動に繋がると考えています。
従いまして、感動とはお客様とじっくり向き合い、相当の年月をかけて熟成させるものであるはずです。
ありとあらゆる要素を全てバランスよく調和させて出来上がるもの、じわっと染み渡るものこそ、我々の考える感動です。
別の言葉で感動を表現するならば「伝統を築こうとしている会社創り」が「感動」そのものだと感じています。前述の通り、最近流行りのように使われている「サプライズ」だけでは伝統は築けません。努力なくして伝統は築けるはずがありません。伝統とは会社の見栄の為にあるものではなく、お客様の安心のためにあるはずです。
京都には、伝統ある老舗と呼ばれる会社やお店が数多くございます。
老舗にお邪魔しますと、老舗と言われるだけの何か特別な空気を感じることが出来ます。
言葉では表現し難いのですが、前述の集大成のような空気です。驚きではなく、かといって媚び諂うのではなく、そうかといって気位の高い訳ではなく、ただ長年の歳月を通して愛されるよう努力を続けた、続けている結果が空気を創っています。その空気に安心と感動を覚えるわけです。
25周年を迎え、将来に向けてこの「感動」創りに挑戦し続けてまいります。
何卒ご指導・ご鞭撻の程、そして変わらぬご愛顧を、よろしくお願い申し上げます。
株式会社 山庄
代表取締役 宮川 浩一